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あなたのむし歯の原因は?

2016.07.09

こんにちは、よこがわ歯科の伊藤ですニコニコ
急に暑くなってきましたね。
体調など崩されてはいませんかはてなマーク

暑いのが苦手な私は熱中症にならないようなこまめに水分補給をしております(もちろんお砂糖の入っていない飲料物です)
皆様も体調崩されないようにお気をつけ下さいね!!

さてさて、3回に渡って「むし歯の原因」となるもののお話をさせていただきました。

今回が最後の1つである

「唾液の質」

についてですビックリマーク

唾液にはとても大事な働きがあります。

「再石灰化作用」といって、むし歯菌が出す酸などによって溶けてしまった歯質を修復する作用があります。

ものすごく小さい初期のむし歯であれば唾液が作用して再石灰化が起こり、修復することができます。

でもそれは唾液の質が良いからできること…

人それぞれむし歯になるリスクは違ってきます。

その原因を調べる「サリバテスト」という検査がありますビックリマーク

味のないガムを5分間噛むだけという簡単な検査ですビックリマーク

①唾液の量
唾液には、口の中を清潔にする働き(自浄作用)や口の中が酸性に傾きむし歯になりやすい環境を防ぐ働き(緩衝能)、細菌の増殖を抑制する働き(抗菌作用)などがあります。唾液の量が少ないとむし歯を防ぐ働きが弱まってしまいます。

②むし歯菌の数
むし歯の原因となる細菌「ミュータンス菌」の数が分かります。ミュータンス菌とは、糖分から酸を作り出して歯を溶かしてしまう細菌です。口の中のミュータンス菌の数には個人差があり、原因細菌(ミュータンス菌)が多いほど、むし歯のリスクが高くなります。

③酸を中和させる能力
唾液には口の中を中性に近付けて、むし歯を防ぐ働きがあります。この中性に近付ける唾液の働きが弱いと、細菌が歯を溶かす時間が長く、歯を修復する再石灰化の時間が短くなり、むし歯になりやすくなってしまいます。

など様々な事を知る事ができます。

まずむし歯になる原因を突き止め、現状の把握を行い、その人その人に合った予防プログラムを計画・提案をさせていただきます。

管理をしていくことで今後のむし歯の発生を防ぐ事ができます。むし歯の治療や健康的なお口を維持・管理するためには必要な検査となります。

よこがわ歯科でも「サリバテスト」を行っています。
もしご興味のある方はお気軽にスタッフのほうにお声かけて下さいね!!