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甘いものをよく摂取する=頻繁にムシ歯ができる?
2016.02.11
こんにちは。よこがわ歯科 歯科衛生士の内海です。
2月になり街中には美味しそうなチョコレートが溢れていますね
目移りしちゃいそうです。
私を含めよこがわ歯科のスタッフもチョコレートが好きで、先日みんなで
チョコレートフォンデュをしました
「チョコレート(甘いもの)が好きでよく食べるからムシ歯もすぐにできちゃうの~表情嬉しい」
とよく耳にしますが、一概に
甘いものをよく摂取する=頻繁にムシ歯ができる、ということではないんです。
ムシ歯の原因は!!!
①食生活
②時間
③ムシ歯菌
④歯、唾液の質
です。
①食生活
糖を多く含む食べ物をよく摂取する。
②時間
時間を決めず頻繁に飲食をする(だらだら喰い)
食事をすると歯は酸によって溶けてしまいます(脱灰)。頻繁に口の中へ砂糖の多い物や酸っぱいものを入れることで歯は常に溶かされてしまいます。
③ムシ歯菌
ムシ歯の代表的なものを『ミュータンス菌』といいます。
このミュータンス菌はネバネバした物質を出し歯の表面にこびりつき、酸を出し、歯を溶かします。
ミュータンス菌はうがいだけではとれません!!!歯磨きやフロスをすることが必要になります
④歯、唾液の質
歯の質とは、歯の質がもともと弱い、磨きにくい歯並びということです。
そして、唾液の質!!!
唾液には抗菌作用の他にカルシウムやリン酸を含んでおり、脱灰(酸にとって歯が溶ける)された歯を修復(再石灰化)します。
そして、食事によって酸性に傾いた口の中を中性に近づけてムシ歯を防ぐ働きがあります。
(ムシ歯の原因4つ。それぞれのことは次回からまた詳しくお話させてください。)
そう!!甘いものを好きでよく食べる!!という事でムシ歯ができてしまう訳ではないかもしれません
では、なんで???
まずは、ご自身がムシ歯になってしまう原因やリスクを確認してみませんか??
よこがわ歯科でも唾液の質やムシ歯菌の量を検査を実施しています。
ムシ歯の治療からムシ歯の予防に是非、歯科をご活用してください
ちなみによこがわ歯科のスタッフもみんなで検査をしました。
やっぱり!!と思う者。結果に驚く者。様々ですが・・・
同じだけチョコレートフォンデュを食べて、楽しい時間を過ごした上、それぞれの虫歯の予防法を日々行なっています
皆さんも是非ご自身のムシ歯の予防法を見つけてみてください