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アルコールは殺菌効果がある?

2014.04.09

こんにちは。
よこがわ歯科、歯科助手の矢野です。

4月に入り新年度が始まりました。
お花見や新歓迎会などでお酒を飲む機会も多い時期ですよね。

そこで、今日はお酒と歯について少しお話させてもらいます!

たまーにお酒好きな患者さんなどから

『お酒はアルコールだから殺菌されてむし歯にはならんじゃろ~』

なんて言われることがあります…

しかしお酒のアルコールではむし歯菌は殺菌出来ないんです。

しかも多くのお酒には糖分が沢山含まれていて、むし歯になりやすくなります。
お酒の席になると、2、3時間はあっという間ですよね。
長い間お口の中に糖分を含ませるのでリスクは結構高いんですよ。

むし歯のなりやすさで分けてみると

【特にリスクの高いもの】

ビールやワイン、日本酒、マッコリ、果実酒など果物や穀物の糖分を発酵させたもの

【リスクの低いもの】

ブランデー、ウイスキー、焼酎などお酒を蒸留して作ったもの

となります。

リスクは低いものでも、リキュールやジュースで割れば結局は糖分が入るのでむし歯にはなりやすくなります。
さらにワインは糖分だけでなく酸が多く含まれているので、酸蝕されて歯が溶かされてきます。
ソムリエの職業病はむし歯とも言われているんですよ!

酔っ払ってそのまま寝ちゃうなんて事になるとさらにリスクはあがりますよね。

私もお酒が好きなので気をつけないと…

みなさんもお酒を飲む時は、飲み方を少し気をつけて飲んでみてくださいね。